溶接とは
機械加工・射出成形では対応できないものを、長年蓄積された溶接技術を駆使して対応しております。
当社推奨グレードを使用することで(使用条件にもよりますが)、溶接強度が約10倍になります。
フッ素樹脂の溶接は金属と違い電気を通さないので、PFAと呼ばれるフッ素樹脂の溶接棒を使用し、高温の熱風で溶かし、表面に付着させることで溶接を行っていきます。
フッ素樹脂の溶接は、温度管理と温風の当て方、そして溶接棒を溶かし込む手先の力加減、冷却で決まります。
このような様々な条件や技術をコントロールする事で、ただ単に樹脂を溶かして溶接する事だけでなく、外観上の仕上がりにも気を配ります。
また最終的に研磨し、溶接部を加工することにより、より完成された状態で溶接漏れを防ぎます。