Lappingとは
素材を削らずに変形させて製品を成形する方法です。
通常フッ素樹脂は原料を圧縮し、素材を成型し、素材を削りだすことで製品の形に作りだします。しかし、製品より大きな形の素材を作り、削り出す方法では材料ロスがかなり出てしまうという欠点があります。そこで素材を成型する時点で製品と同様の体積のものを作り、そこから変形させてくせづけする方法があります。この方法はLapping加工と呼ばれます。Lapping加工が可能な形状であれば材料ロスがほぼない形でのご提供ができるだけでなく、製作時間の短縮にもなりますのでコストや納期にかなりのメリットが見込めます。当社にはこの特殊な技術についてのノウハウがあります。コストや納期でお悩みの方ぜひとも当社までご連絡ください。
※Lapping加工には実現可能な形状とそうでない形状があります。
素材を薄く成型します(Lapping前) | Lappingによりクセづけします(Lapping後) |
ラッピング(Lapping)
定盤の上に加工対象を置き、液体に溶いた研磨材を用いて上下の定盤の回転運動におり表面粗さを極限まで高めていく仕上げ研磨の一手法。
当社はラッピング技術により、表面粗度を向上させることが可能です。ラッピング前と後を見比べると一目瞭然です。表面粗度でお困りでしたら一度ご検討ください。
ラッピング前(200倍写真) | ラッピング後(200倍写真) |
突出しピン跡がなくなるだけでなく、表面粗度が格段に向上します! |